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第1回 ヒットエンドラン日米フレンドシップベースボール 2010年 8月開催



第1回 ヒットエンドラン
日米フレンドシップベースボール
2010.8.12〜8/16開催
ヒットエンドラン:NPO

2010年8月、アメリカより青少年チームを招へいし、日本チームと野球を通じた国際交流事業

【目的と主旨】
日米双方の選手達が、お互いの野球を学ぶための機会の提供
国際交流を経験することによる、選手たちの野球以外での貴重な人生経験や人格形成の機会の提供
日米野球関係者同士の未来に繋がる良好な関係の構築企画内容

【開催期間】
●8月12日(木)〜8月17日(火)

【来日アメリカチームについて】
USSSA (United States Specialty Sports Association) チーム

今回来日するのは、2009年度全米大会の16歳以下部門のオールアメリカン1stチームと2ndチームの混合チーム。日本で言うその年代の全米ベストナインチームです。
来日時は17歳18歳の選手で構成されています。

USSSAとは『United States Specialty Sports Association』の略称で、直訳にすると『米国スポーツ協会』です。
USSSAは、1968年に設立された 18歳以下のユーススポーツを統括している団体で全米各地やプエルトリコ、カナダに支部があり370万人の会員がいます。

これまでにも多くのメジャーリーガーを輩出している「USSSAベースボール」は、
USSSAの1つのメインディビジョンとして活動しています。

・スポーツ部門は、多岐にわたります。
野球、5on5バスケットボール、3on3バスケットボール、ファストピッチソフトボール、スローピッチソフトボール、サッカー、バレーボール、フラッグフットボール、ゴルフ、高校生向けゴルフ、空手、テコンドー、ラクロス
http://www.usssa.com (USSSA公式サイト)

USSSA の野球部門について
全米及びプエルトリコ、カナダの様々なレベルのチーム、より多くの若いプレイヤーに、
多くの試合を経験する機会を提供することを主目的に少年少女野球を担当しています。
MLBと同様に、Major, AAA, AA, Aと実力に合わせ様々なレベル分けをし、全米各地で各レベルの地方大会や全国大会などを多数行っています。
6歳以下のティーボール大会、7歳以下のピッチャーはコーチが務める大会から、18歳以下(高校生)の大会まで年代区分も多岐にわたります。
また、大学のスカウトも注目するエリートクラスの全米大会や世界選手権大会も主催しています。

■USSSA出身の主な現役メジャーリーガー
・Josh Johnson フロリダ・マーリンズ
・Ryan Sweeney オークランド・アスレチックス
・Charlie Haeger ロサンゼルス・ドジャース

■元メジャーリーガーで主なUSSSAコーチ
・Charlie Hayes 1996年ニューヨーク・ヤンキース優勝メンバー
・Calvin Schiraldi 1986年ワールドシリーズ出場
・Kevin Seitzer オールスター2回出場

 


第1回 ヒットエンドラン日米フレンドシップベースボールは、独立行政法人日本スポーツ振興センターのスポーツ振興くじ(toto)助成金対象事業です。

== 開催協力 ==
スポーツ旅行、スポーツ観戦、観戦ツアー



第1回 ヒットエンドラン日米フレンドシップベースボールが紹介されていました。
【朝日新聞】
フレーフレー!キタオオツ☆
【毎日新聞】
しが☆スポ:全米高校選抜野球チーム、OBC高島と交流


 

第1回 ヒットエンドラン日米フレンドシップベースボール

2010年8月(8.12〜8/16開催報告)

日本の高校野球選抜チームが、アメリカへ行き現地高校選抜と交流試合をするという試みは過去からありますが、この度、NPO法人ヒット&ランが主催(大阪)となり、アメリカの高校野球選抜選手が家族とともに来日し(8/11〜18)交流試合をするという新しい取り組みが、大阪、京都、滋賀で企画実施されました。

さらにこの企画は、ただ単に交流試合をするというだけではなく大阪や京都での市内観光、甲子園での高校野球観戦、プロ野球観戦など、広域での観光そして教育のエッセンスをも加えた、まさに「スポーツ観光」と呼べる取り組み内容となっています。

試合は、全6試合(うち1試合雨天中止)。
NOMOベースボールクラブやオール関西専門学校などとの交流試合が大阪、京都、滋賀で行われました。


【スケジュール】
■8月11日(水)
第1日目   午前: 選手家族 関西国際空港到着
  午後: USSSA選手団 中部国際空港到着
その後、バスで大阪到着
■8月12日(木)
第2日目   午前: バスにて滋賀県高島市へ移動
  午後: 歓迎式・高島市長とご挨拶。
【試合形式の交流会】USSSAオールアメリカン‐OBC高島(雨天中止)
OBC高島と室内練習場にて合同練習
  夜: 交流会
■8月13日(金)
第3日目   午前: 大阪城観光
  午後: ホテルにて歓迎会
【試合形式の交流会】USSSAオールアメリカン‐オール関西専門学校
■8月14日(土)
第4日目   午前: 甲子園球場にて観戦
  午後: 【試合形式の交流会】USSSAオールアメリカン‐NOMOベースボールクラブ
■8月15日(日)
第5日目   午前: 京都観光(金閣寺〜白峯神宮〜西陣織会館)
  午後: 【試合形式の交流会】USSSAオールアメリカン‐専門学校チーム
■8月16日(月)
第6日目   午前: 【【試合形式の交流会】USSSAオールアメリカン‐オール関西専門学校
  午後: 【試合形式の交流会】USSSAオールアメリカン‐京都ファイヤーバーズ
■8月17日(火)
第7日目   午前: 大阪観光(ビックカメラなんば店〜道具屋筋商店街〜お好み千房本店
  午後: 〜日本橋商店街)
プロ野球観戦<オリックス・バファローズ‐東北楽天ゴールデンイーグルス>
@京セラドーム
■8月18日(水)
第8日目   午前: USSSA選手団・家族、帰国の途へ


【実施団体】
◆NPO法人ヒット&ラン
  ◆USSSA公式サイト
http://www.usssa.com/
  ◆ラウンドトリップ
http://www.roundtrip.co.jp

【取材記事】
◆毎日新聞
http://www.npo-hitandrun.com/active/report_06.html
◆朝日新聞
http://www.npo-hitandrun.com/active/report_05.html

【観光協力団体】
●千日前道具屋筋商店街振興組合
http://www.doguyasuji.or.jp/
  ●日本橋筋商店振興組合
http://nipponbashi-suji.com/
  ●オリックス・バファローズ
http://www.buffaloes.co.jp/

観光要素を取り入れることで地域振興、活性化へつながることは言うまでもありませんが。
今回のように対象が学生であれば、技術力向上、教育(文化交流等)といった新たな要素をくみ込むことも可能であるように、たくさんのヒントと大きな可能性を秘めた取り組みではないかと感じました。

今回コーディネイトをしたNPO法人ヒット&ラン理事長とラウンドトリップ代表は、今年6月に大学でスポーツビジネスの現状について講演を行うなど、教育の分野でも様々な活動をされているます。とくに学生など若い世代の方にスポーツツーリズムの考え方をもっと知っていただきたいとのことです。


【取り組みについて】

1. どのような経緯で今回の交流が実現したのか?
A1. NPOヒット&ランのアメリカ側パートナーを通じて、USSSA側から日本遠征の要望があったことがきっかけです。WBC優勝も果たした、アメリカのプレイスタイルとはまた違った日本の野球を、アメリカの優秀な若い選手たちに学ばせたいというUSSSA首脳陣の強い希望もあり、ヒットエンドラン側としても申し出を喜んでお受けすることとなり、協力体制にあるラウンドトリップと共同で実施することになりました。

Q2. アメリカ側の参加者を教えてください。
A2. 選手18名、コーチ2名、家族15名、USSSA関係者5名、 計40名
※通訳は、日本側で用意しています。

Q3. 参加者(選手及び家族)の感想、反応は?
A3. 全ての滞在を非常に喜んでくれていました。
彼ら自身の試合に関しては、日本各チームの組織的な練習や野球に対する姿勢、各選手の技術レベルの高さに感銘を受けていた様子でした。
また、甲子園高校野球観戦については、高校生の全国規模の選手権大会がないアメリカでは全国から代表校が選ばれ甲子園球場で日本一を決めるシステム、そしてその大会に何万人もの観客が集まるという人気の高さに非常に驚いていました。
その他、各観光も大阪城や金閣寺などでは日本の歴史の長さと深さや建築技術の高さ、市内観光では街のきれいさや全てがコンパクトにまとまっている様にびっくりしていた様子でした。

Q4. 受入側(選手、運営関係者、自治体 など)の感想は?
A4. 日本側対戦チームの感想としては、やはりアメリカ人チームの日本の高校生とは比べものにならない体の大きさにびっくりしていました。細かい技術レベルではまだまだ荒削りなアメリカ人選手も多い点も感想としてありましたが、試合や練習を実際に共にすることによって日本側のチーム・選手達も貴重な経験として受け入れてくださったと思います。

運営関係者(ヒットエンドラン)の感想としては、初めての企画ということもあり色々な部分で予定通りいかないことも多かったが、最終的に大きな事件や怪我などもなくアメリカ・日本双方の関係者に満足してもらえたことを嬉しく思っています。両国の選手達の野球・野球外での育成にとって非常に意義のあることだと今回改めて実感できたのでぜひ今後も継続させていきたいと考えています。

自治体としては、今回実際に滋賀県高島市長にご来場いただき、両国の若者の国際交流において非常に素晴らしいことだという感想をいただきました。今後もぜひ高島市に継続して来ていただきたいとも言ってくださいました。

Q5. 今後の予定等教えてください。
A5. 2011年度 今年度の逆パターンとして日本チームのアメリカ訪問。
2012年度 今年度と同様の、アメリカチームの日本訪問と隔年で相互の往来を繰り返していく予定。
今回来日のUSSSAで実施する野球以外のセクション(ソフトボールほか)との交流の実施や他のスポーツ団体との相互交流を計画予定。

Q6. この取り組みが持つ可能性について(相互交流、教育の場、地域活性化への貢献など)
A6. 野球の面においては、アメリカの野球スタイル、日本の野球スタイルを双方の選手や関係者たちがお互いを学びあう非常によい機会であると考えています。双方の良いところを取り入れあうことでお互いの技術レベルをさらに高めることができることは間違いなく、両国の若い選手達に非常にいい機会を提供できると感じています。
今回はクラブチームや専門学校に限定されてしまったが、今後は日本側も大学・高校生チームともうまく連携していけたらと考えています。

また今回、アメリカ側の特に首脳陣や保護者の感想としてあった点ですが、アメリカ人選手達も海外旅行や異文化の体験という経験をしたことがない選手達が多く、普段慣れ親しんだ環境とは違う中の生活を経験することで、野球以外の面でも彼らの人格形成などにおいて非常に有意義だと感じています。これはもちろん日本の選手達がアメリカに訪問する際にも同様のことが言えます。

地域活性化という点では、次回以降さらに効果的なプロモーションを実施し、野球関係者だけでなく地域の方々をより大きく巻き込み、お互いの文化理解を深めるような企画に発展させていけると信じています。
今回の企画は、ヒット&ランとラウンドトリップによる共同で受け入れを行なっています。

今後は、双方の共通認識であるスポーツ・マネージメント(観光振興、地域貢献、教育・人材育成、国際交流、運営マネージメント、ビジネスの創造など)の一つの役割としてのスポーツ・ツーリズムを実施して行く予定です。
 


 
NPO法人【ヒット&ラン】活動指針
スポーツの振興や青少年の健全育成と活動拠点となる地域の活性化に貢献。
広く世界の舞台で野球・ベースボールに取り組める環境と基盤を提供する。
野球・ベースボール競技者の技術の向上や怪我の防止、国際交流に関する活動など。
野球・ベースボールの普及発展に貢献するための事業。


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